40歳の誕生日を広島で迎えた。
前日の大分から電車を乗り継いで広島に入る。
昨日の14日から明日の16日まで、移動して即本番という
怒濤のスケジュールなのである。
スタッフが一番大変なのだ。なんせ装置や道具を全部搬入して仕込んでって毎日繰り返すのだから。
我々役者たちはヘラヘラ半分観光気分で現地入り。
広島に入ると必ず探すものがある。
市電だ。
私が子供の頃はまだ普通に京都の街を市電が走っていた。
その市電が今でも広島の街を走っているのだ。
その市電を見つけては懐かしむのだ。
そんな事をしてる中カミさんからメール。
「陣痛が始まったので入院する」との事。
今日来たか!今日産まれると私と誕生日が一緒だ。
いろいろ考えるがとにかく立ち会えない無念さが先にたった。
それにしても落ち着かない。
ホールに入っても楽屋での携帯の受信状況がすこぶる悪い。
舞台上や客席は電波が入るのに。
これはおかしくないか?
客席などは電波が届かなくていいのに。
楽屋では届いてほしい。
などとじたばたしてるうちに本番も終わり、急いでカミさんに連絡。
今日はまだ産まれそうもない。
粟根まこととラーメンを食べに行き、誕生日だからと奢ってくれた。
20年来の付き合いになるが初めての事じゃないか?
その後一人になっても眠れそうにないので
粟根まことと菅原永二とで飲む。
しかしその後ホテルに戻ってもやはり眠れないので
見ずにたまっていた「LOST」のDVDを朝まで見る。
朝から松山に移動なのに。
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