お砂場デビュー

ついに「お砂場」だ。
所謂、公園デビューだね。
初めてのお砂場はやはりまだ理解しにくいのかな。

自分の物、他人の物という観念がまだないから
目についたものをとって使おうとする。
取られた方もマリナくらいなら親同士で
「ごめんなさいね縲怐v
「いえ、どうぞ縲怐v
なんてことになるのだが、

マリナよりお兄ちゃん、お姉ちゃんになると
優しい子は
「いいよー」
なんて貸してくれるが
「ダメッ」
なんて子もいる。

ま、そんな事おかまいなしなんだが。

そんな攻防を繰り返すマリナをよそ目に
私は着々とサンドキャッスルを建築しつつあったわけだ。

しかし、どんどん地下を掘り下げていくうちに
ちょっとしたきっかけで崩れてしまった!

人生を、そして社会をみているようで侘しく感じた私であった。

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