京都に移動。
私は実家に帰る事にする。
あるものを持って。
先日、母から連絡があった。
ちゃんと買い与えた携帯から掛けている。
「よしよし、分かってるじゃないか。」
と思いながら電話をとる。
「いつ帰ってくるんやったっけー?」
29日に帰る事と31日に京都で本番である事を伝えた。
そこまではよかった。
そこから後の会話は予想もしなかった。
「いや、実はなぁ。頼みたい事があんねん。」
ほほう、なんだろう。
「ほら、今やってるやろ?『冬ソナ』」
私は耳を疑った。
確か冬ソナって言ったな。
確認してみる。
「『冬ソナ』?あの、『ペ』のか?」
「そうやー。なにげなく見てたんやけど、はまってしもうてなー」
「えー!!おかんもかー」
最近はまってる女性、しかもマダムが多いと聞く。
しかし私のおふくろまではまるとは考えもしなかった。
「それでなー。DVDのBOXが欲しいねん」
DVDのデッキも持ってないのにBOXが欲しいときた。
しかたがない。
おふくろが欲しいのなら買ってやるしかない。
デッキはすでに購入し、直接送ってある。
今日届いている筈だ。
そんなこんなで京都に到着。
私の荷物を見ておふくろが一言。
「あんた、荷物多いなー」
あたりまえだ。
「冬ソナ」DVD-BOXが入っているからだ。
画像はその「冬ソナ」。
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