ヨーダの子供の頃を見てみたいと思う

母の日のプレゼントを購入して送る。
絶対明日には間に合わないのだがこういうのは気持ちだ。
気持ちがあれば9日に間に合うように送るって?
全くその通りだ。

さて、久しぶりに焼肉だ。
近所の焼肉屋に行く。案内されたその席は大きなテーブルで横に並んで座るようになっていた。
つまり他の客が正面にもいるというわけだ。
テーブルの真ん中は煙りを吸い込むようになっている。わかるかな?
さて、そこでビールに焼肉を楽しんでいたのだが、しばらくすると向かいの席におやじが一人でやってきた。
「なるほど、おやじは一人で焼肉にビールか。しぶいな」
私は密かにそう思っていた。
しかしその憧れにも似た想像はあっけなく吹き飛んだ。
彼の息子がやってきたのだ。
小学生であろう。勉強のしすぎかゲームのやり過ぎか、眼鏡をかけている。
「なるほど、休日の親子か。それも悪くないな。」
家族で焼肉なんて素敵じゃないか。
私の脳内劇場もファミリーモードで開演だ。
しかしそれにしても母親がいないのが気になるところだが。
ま、母は久しぶりにお友達とお買い物でもたのしんでいるのかな?今日は男同士で男らしく肉で食欲を満たそうってとこだろう。ますます素敵じゃないか。

私も久々の焼肉に舌鼓をうちながら、聞くとはなしにその親子の会話を耳にしていた。
その時だった。
息子が隣にいるおやじに向かってはっきりこう言った。

「おかあさん。」

私の頭の中はほんの一瞬パニックになった。
おやじだと思っていたその人は実は女性で、しかもおかあさんだったのだ。
女性だからおかあさんはあたりまえか。
しかし、それほどびっくりしてねぎ塩カルビを落としそうになったのだ。
脳内劇場の演目急遽変更だ。

しかし落ち着く間もなくまた事件だ。
その息子だと思ってた子供が実は「女の子」だったのだ!!!

ひっくりかえりそうになった。
タン塩をタレにつけそうになった。
冷麺に酢のかわりにつまようじをかけそうになった。

しかしなんなんだこの親子は。
おっさんみたいなおかんと男の子みたいな女の子。
もう、訳がわからなくなっていた。
脳内劇場も速効中止だ。開演して間もなかったのにいきなり解散だ。
とどのつまりは人はみかけで判断しちゃいけないってことだね。

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